保育の取り組み
志免さくらこども園でのEQ教育
私たち志免さくらこども園では、子どもたちに「自分で考えて、自分で動く」ことの大切さを伝えています。
先生から子どもに指示するのではなく、子どもたち主体で進めるよう配慮しています。
あくまで主役は子どもたち。
先生は黒子として、子どもたちの自主的な活動をうながすよう努めています。
異年齢交流で育む、子どもの自己肯定感
3才以上の子どもたちには、異年齢交流を積極的に取り入れています。
幼児期の子どもたちは、1年でとても大きく成長します。
それ自体は大変喜ばしいことですが、4月生まれの子どもと3月生まれの子どもでは、同じ学年でも成長に大きな差がついてしまいます。そのため、子どもたち同士で教えあうこともしばしば。
その姿はとても微笑ましく、子どもたちの成長にも欠かせないものです。
しかし、問題は、教える子どもと教えられる子どもが常に決まってしまうことにあります。
お友だちに教える立場の子どもと、教えられる立場の子ども。
同じクラスでは、どうしてもその立場が固定されてしまうのです。
そこで重要になるのが、異年齢交流です。
自分で選ぶランチタイム
志免さくらこども園では、給食は1便と2便に分かれています。時にはクラスの仲間と食事をしたい!と年齢別のランチタイムも有りです。
1便で食べるか、2便で食べるか。クラスの仲間で食べるか。
それは、その日の子どもたちの気分次第です。
午前中の教室遊びが楽しかった子どもたちは、1便の給食には行かず、教室で遊び続けます。
午後からの外遊びが楽しみな子どもたちは、真っ先に給食室へと向かいます。
活動を通して仲間意識が強く表れている時、逆に仲間意識が薄れている時は、こどもたちと話し合って「今日はクラスでたべようか?!」となることも。
自分のやりたいことは何なのか?
子どもたちは自分で考え、自分で選んで行動します。
小さなことですが、この小さなことの積み重ねが大切なのです。
EQタイム
志免さくらこども園では、EQタイムを設けています。
この時間、体操座りでお話を聞いた後は、子どもたちは好きな遊びを自由に選び、好きな場所で好きなことをして遊びます。
外遊びが好きな子は園庭へ、絵本が読みたい子は教室へ。
なかには畑に行く子どもたちも!
先生は「何をするの?」とは聞きますが「何をしなさい」とは言いません。
志免さくらこども園での主役は、子どもたちです。
子どもたちに自分で考えることを習慣づける。
そのためには、こういった毎日の小さな積み重ねがとても重要なのです。