食育のこと

食べることは生きること
子どもたちに伝えたい、食育のこと

給食は栄養のフルコース

幼児期の子どもたちの成長には目を見張るものがあります。
小さい身体の子どもたちがぐんぐん大きくなっていく様子には、本当に感動します。

そんな大切な時期だからこそ、毎日の給食は「栄養のフルコース」。

炭水化物に脂質、たんぱく質にビタミン、ミネラル。
5大栄養素をバランスよく、子どもたちの成長に欠かせない栄養素をふんだんに盛り込んでいます。

給食の献立の例

胃と腸に優しいマクロビオティック

消化機能が未熟な幼児期の子どもたちのため、志免さくらこども園の給食はマクロビオティック法に基づいた調理法を行った給食です。

玄米ご飯をメインに、お野菜や大豆、お魚など、素材の味を大切に調理しています。
もちろん、化学調味料は不使用。天然醸造に取り組む醸造元から、醤油や酒、みりんなどをお取り寄せしています。

また、マクロビ給食では、卵や乳製品などを一切使用しておりません。栄養価は高いのですが、しばしばアレルゲンにもなる卵や乳製品。これらを使用しないマクロビ給食では、アレルギーのリスクを抑えられると考えています。

たんぱく質が不足するのでは?と思われるかもしれませんが、大豆ミートに高野豆腐、納豆など、大豆製品でしっかりとタンパク質を補っています。

玄米は、食物繊維が取れ、ビタミンやミネラルが豊富な「栄養完全食」とされています。白米に比べると、かたくて咀嚼が大変ですが、咀嚼(そしゃく)をしっかり行うことで、唾液の分泌が増えます。また、咀嚼時にアゴをしっかり使うため、言語の発達も促します。

給食を食べる園児

食育のお話

志免さくらこども園では、食育にも積極的に取り組んでいます。

各自の配膳を自分たちで行うのも、食育の一環です。お茶碗とお皿、お箸の場所など、基本的なマナーは毎日の給食の時間に自然と身についていきます。

また、給食の後には10分ほど、栄養士の先生から子どもたちに食育のお話をしています。
今日の献立に関する話に始まり、栄養のこと、マナーのこと。
子どもたちが食に興味をもてるよう、イラストやパネルシアターを使って分かりやすいお話をしています。

イラストを使ってお話をする栄養士の先生